電子マネー キャッシュレス対応 券売機について

時代で、ユーザー様のニーズで キャッシュレスのご要望が多いのですが
メリットもありますが  デメリットも多々ありますので 慎重に検討しましょう

■メリット
 ・お客様への利用ニーズ達成
 ・釣り銭準備量の減少 (両替の手間と手数料 改善)

■デメリット
 ・機器代金の負担 標準機より数十万円高くなります
  初期登録費用も別途必要
 ・手数料の負担  種別により 4%-10%以上が 搾取される
 ・通信費等の負担 センターとの通信費や固定費がかかる
  他社では月間7万円+α例も
 ・登録利用開始まで 数か月かかる

 ・利用者様の 券売機での購入時間が長くなる
  決済方法の選択やQRコード読み取りに手間取る人も多々
  繁忙店なら券売機を複数台が必要となる

 ・モンスター客対応発生
  残額不足なのに券売機が故障していると騒ぐ
  操作が分からないと店員を呼ぶ
  ポイント目的でキャッシュレス購入し キャンセルし現金で返金させる

 ・ICカードでをいい加減にタッチし決済できない アプリバグも
  特にモバイルSuica系 特にアイフォン 最悪
  意図的にタッチミスを起こしエラーにさせて
  アプリのバグで決済された事になっている画面を見せ  ごねて1食搾取
  画面上は減額されているが、実際には引かれていない
  以降 センター問い合わせやリセット等で減額前に戻る トリック

■利用率
 ・郊外店なら 5%~20%
 ・JR駅内等 東京客が多い場所では  金沢駅・小松空港なら30%-40%がSuica
 ・都市・大学近隣等 PayPayは20%
 ・その他クレジット利用希望の客も一定数いますが まだ対応機種導入は少ないようです
  なぜなら クレジットは手数料が すごく高く10%越えもありますので
  あえて利用をさせないかもしれませんね

■慎重論
券売機を売っておきながらネガティブなこと言うようですが
極一部の方のために 手数料負担 多額な初期費用と ランニングコストをかけるより
初利用者やリピーター様向けにサービスの充実が合理的だと思います


駅構内や高速SAPAの超繁忙店でがっつり儲かるところや
行政サービス・施設等の営業利益こだわる必要のない方なら

電子マネーの種類 
種別   詳細 (一部抜粋) 
クレジットカード VISA ・ JCB ・ Masters etc ・ etc (ICチップ搭載)
 ICカード 交通系 suica ・icoca 9種
流通系 WAON ・ nanaco ・ 楽天Edy ・ etc
 QRコード  PayPay ・ LINE ・ au ・ d払い ・ etc
 ハウスカード 方式1 後払い 給与精算  (磁気カード・ICカード・QR)
     社員証や学生証  利用

方式2 チャージ式 (IC) 社員証や学生証  利用

それぞれ 開発案件となります
 プリペイドカード テレフォンカード や オレンジカード の PETカード
容易に複製できる問題も有り 最近はほぼ採用されず

石川県近隣 キャッシュレス券売機 導入例(他社販売含 ・ 一部抜粋)
設置先 松屋 花里ゴルフ なか卯 氷見市
なごみ
大河 小松市役所
 食堂
某大学 某カレー店 北陸鉄道
種別 QR・IC クレジット QR・IC
クレジット
QR QR IC
(交通+WAON)
学生証・職員証
チャージ可能
NFCハウスカード
IC
交通/WAON/iD
Edy/nanaco
IC(交通)
メーカー NEC NEC グローリー BOSTEC BOSTEC NEC NEC NEC シンフォニア
型番 MP-T300 MP-T300 VT-T10 BT-e211 BT-e212 BT-e212 BMIE-4
備考 硬貨容量極小 硬貨容量極小 ボタン式 ボタン式 ボタン式 バリアフリー
外観

簡易型1


簡易型1

券売機 +入金機 + レジ
2重単価で
キャッシュレスの場合は
割引価格

その他 道の駅 ・ 高速SAPA飲食店 ・ 山岡家(簡易型) ・ 富山駅内(8番・立山そば・白えび亭)  多数

■QRコード対応は ほぼ タッチパネル方式
 ボタン式は 芝浦一部機種  NEC製の一部BT-e312型(2023年度から対応予定)

■対面レジ型タッチパネル機  簡易型一部のデメリット 
 ・メニュー変更が簡単に出来ない 依頼すると高額

 ・釣り銭コイン容量が極端に少ない  10円・50円100円500円各70枚ほど + 10円か100円どちらか100枚ほど増設

 ・食券用ロール紙がレジスター用で 頻繁に無くなる 1ロール紙しかセットできない
   券売機      300m巻を2巻装填   券が30mmでは 約 2万食分    自動で切り替わる
   簡易型レジ型   80m巻を1巻のみ   券が長い50mmでは 約1600食分 毎回券売機停止し用紙交換要

 ・サードパーティー製造の為 長期でメンテナンスが可能かは未知数すぎる
  あるメーカーは購入後5年以内でも修理不可能等で新機種購入になる
 ・機械自体は券売機より格安だが 保守サブスクを契約必須で トータルで券売機よりはるかに割高
  月額7万円という場合も 

 ・高額修理実例 (機器の欠陥を認めず 高額修理に置き換える悪どさ)
   紙幣の受け入れが悪くなり電話相談したら 見ても居ないのに50万円かかると
   印字が不鮮明電話相談したら 見ても居ないのに30万円かかると
   電源が入らなくなり電話相談したら 見ても居ないのに30万円かかると
   5-6年で機器更新を強制

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